えっ?歯周病がそんなに早く簡単に改善するんですか?
実は改善するんですよ!それにあまり苦痛も伴わないんですよ!
歯周病で悩んでいる方や不安に思われている方にとってこの治療法は朗報です。
今までの歯周病の治療方法は、長くかかる、痛い、辛い、結果がでるのに時間がかかる、来院するたびに指摘される歯ブラシ指導、歯ブラシの強要などなかなか続かない要素が多いです。
ところが、この歯周内科治療は従来の歯周病治療に比べて、早く・簡単によい結果が出るのです。それと同時に歯周病による口臭も改善できます。
どんな治療法かというと、「お薬を3日間飲む」ことなのです。
この治療法が歯周内科治療といいまして、最新の歯周病の治療方法なのです。
歯ブラシだけではなく身体の中からも対応していきましょうということです。
治療方法について
歯周病は感染症であります。生活の中で歯周病菌が移されてしまったのです。
この歯周病菌に感染したお口の状態を「お薬」を飲むことによって早く、簡単に改善してしまうのです。
「お薬」を飲むことなので、大変さや辛さがないんです。そして効果が高いのです。
歯と歯肉の境目の溝から汚れを取らせてもらい、それを顕微鏡で見てみます。
この顕微鏡検査で歯周病菌が存在しているのか?していないのか?歯周病菌が多いのか?少ないのか?カビが多いのか?少ないのか?を確認します。
歯周病菌が多いということが顕微鏡で確認できたら、除菌することを考えます。
除菌するにはお薬を服用(3日間)します。
このお薬を3日間服用後、1週間たってから来院してもらいます。
前回と同じように歯と歯肉の境目の溝から汚れを取り、顕微鏡で歯周病菌の様子を確認します。
この抗生剤は歯周病菌に対してかなりの効果を発揮しますので、ほとんどの歯周病菌がいなくなったことを確認できます。
カビが多いということが顕微鏡で確認できたら、抗カビ剤を使うことでカビの繁殖を抑えることができます。
これらによってお口のなかに大きな変化が表れます。歯周内科治療を行った方は喜こんでいらっしゃいます。
特に歯周病が進行している方(歯ブラシによる出血量の多い方、お口のネバネバ感が強い方、歯肉が腫れやすい方、歯石が多く付いている方など)はこの治療法により口の中が別世界になったと大変喜んでいらっしゃいます。
歯肉からの出血がなくなった、口の中のネバネバ感がなくなりさっぱりした、口臭が無くなったなどと改善がみられます。
みなさん、笑顔になって帰っていかれます。
歯周病菌の身体への影響
歯周病菌によって、歯肉からの出血、歯肉の腫れ、歯を支えている顎の骨が溶けて、歯がグラグラになるというお口の中の症状の他に、全身症状として、心筋梗塞、早産、肺炎、食道癌などを引き起こす可能性があります。
歯周病予防で快適な生活のサポート
歯周病菌を除菌して、歯科医院での専門的なケアを継続していくことで、歯を守れる可能性はぐんと高まります。
寿命まで健康な歯で、何でも美味しく食べられるお口を保ちましょう。
その歯で食べられる物だけを食べることから、その歯で何も影響されずに何でも美味しく食べられる丈夫な歯でいましょう。
私たちは皆様の大切な歯を丈夫に守り育てたいと思っております。